当財団は、平成8年よりインターネットのホームページを開設しています。このホームページは「神経症の人のためのホームページ」というタイトルで、神経症に対する各種の情報提供や神経症に悩む人どうしの意見交換、専門家のアドバイスなど神経症に悩む人たちに役立つコミュニケーションサイトです。
ホームページの利用者は年々増加しており、現在では月平均で約30万ヒットのアクセス数があり、累計では700万ヒットを越え、あらためて神経症に悩む人々の関心の大きさに驚かされます。
利用者では、特に20〜30代の若者や会社員の方が多いのですが、最近では主婦の利用者も増えてきており、インターネットが一般の人々の中にも普及してきていることがうかがえます。
■フレームメニュー
主だった内容のテーマをいつでも素早く見られる見出しメニュー。常にどのページでも表示されます。
■森田療法ビデオの紹介
財団の核となる森田療法のビデオ紹介。全3巻の紹介と購入注文ができます。
■トップメニュー
利用者の関心の高い内容に応じて「悩みについて」「情報交換の広場」「森田療法について」など、見たい項目がカテゴリーごとに目次としてまとめられています。
■今日のおすすめ本
神経症に関して最も基本的で奨め本を紹介しています。
■図書室案内
財団図書室には約7000冊の図書を用意しており、閲覧および無料で貸出をしています。
■お問い合わせ欄
当財団の電話番号、FAX番号、所在地、メールアドレスなどを明示・リンクしています。
■こんなことで悩んでいませんか
「親しくしたいが人を避けてしまう」「心臓がとまりそうで心配だ」など、神経症の代表的な症状を紹介しています。利用者の方が最初に共感を得られるコーナーです。
■メルマガ購読希望欄
2週間に一度発信されるメールマガジンの購読希望者の募集欄です。ホームページ内の情報紹介やセミナーのご案内、メルマガの独自情報などを発信しています。
■新着情報
最新の更新情報のみピックアップして、随時メニューにリンク表示しています。
■トップデザインと今日の一言
3ヵ月に一度、更新しています。今日の一言は、森田正馬博士の名言を毎日更新して表示。利用者の方への一言メッセージとしています。
*心の体験フォーラム
心の体験フォーラムとは、いま神経症で悩んでいる人、あるいは過去に悩んだが克服した人のみを対象にした会員制の掲示板です。
掲示板とは、自分の意見を自由に書き込めると共に、他の人の意見も読むことができ、また意見を言い合うことが出来るシステムです。ただし、会員制ですがすべて、実名はふせて運用されています。現在、会員数は344名(H13年8月末現在)で、男性が211名、女性が133名です。
この掲示板には、神経症のタイプに合わせて、4つの部屋(掲示板)が用意されています。
*克服体験談
神経症者にとって自分と同じ悩みをもつ人の記録こそ、もっとも参考になり力強い励ましになります。
ホームページでは、各症状別に代表的な克服体験談を掲載していますので、あなたの症状と同じであれば、ぜひ一読することをお奨めします。
体験談としては、胃腸神経症、頭痛・不眠、対人恐怖、赤面恐怖、強迫観念、卒倒恐怖、耳鳴り、嫌疑・誤解恐怖などの克服記を掲載しています。
*神経症の心構えと対策
森田正馬博士の高弟である高良武久先生の書かれた著作集より、抜粋した内容です。
各症状に対する心構えと、個々の症状の原因、対策が詳細に書かれています。神経症の本は数あれど、これほど的確でしかも本だけで理解が得られるものはあまり見あたりません。
※高良武久著作集(2)〜森田療法〜(白揚社)より
*ライブラリー
ライブラリーはビデオや音声などがリアルタイムで見られる、あるいはダウンロードできるコーナーです。ビデオライブラリーでは、森田ビデオ全集のサンプルや当財団理事長、大原健士郎先生の講演、また北京大学で制作された中国版の森田療法ビデオなどのサンプルが楽しめます。
音声ライブラリーは、森田正馬博士の貴重な生の声や、地域FMラジオ局で放送された当財団のインタビュー内容等、各種バラエティにとんだ内容です。
*症状別症状別アドバイス集
体験フォーラムで専門医からの毎月のアドバイス内容を時系列に整理して、匿名で掲載しています。普通神経症、強迫神経症、不安神経症、その他、総評など5つの区分で、それぞれの内容を掲載しています。
実際に悩んでいる方の話をベースにしているため、大変貴重な資料です。
*森田医療機関、神経症医療機関、生活の発見会
全国の森田医療機関のリストをご紹介しています。財団とも交流があり、安心して治療が行える病院リストと連絡先が記載されています。
森田以外の神経症医療機関リストは、日本精神病院協会・平成 年度会員名簿より抜粋しました。これは精神療法を実施している病院リストです。
また、森田療法の学習・実践を援助する自助グループ、生活の発見会の概要および入会のご案内などもあります。
生活の発見会は全国で約5000名の会員をもつ自助グループで、各エリアにそれぞれ集談会組織があります。神経症に悩む人にとってまずは、医者・病院での治療が基本となりますが、それだけではなかなか思うように回復しないケースがあり、そういった場合に、同じ悩みを持つ人どうしの交流や、克服した人の体験談、アドバイスは何より心強い支えとなり、回復に向けての大きなサポートとなります。
生活の発見会にはホームページ(https://www.hakkenkai.gr.jp/)もありますので、詳しくはそちらを参照してください。
*フリー掲示板
フリー掲示板は、会員制フォーラムとは異なり、神経症に関する気軽な質問や疑問、あるいは意見交換の場を提供しています。
参加資格は特にありませんので、誰でも自由に参加することができますし、神経症に関する様々な意見を書き込むことができます。現在では、会員制フォーラムに入会する前に、聞きたいことや実際に森田療法で治るのか等、体験フォーラムへの導入的な掲示板として活用されています。
*その他
前掲した内容以外にも、いろいろなメニューがあります。
◎自己診断チェックシート
神経症に悩む人が自分で簡易に診断できるチェックシートです。特に森田療法が適用するか、否かなどのチェックシートもあります。
◎薬物療法のとらえ方
神経症者にとって大きな問題となる薬物の使用有無や使い方に関する解説ページです。実際の患者の事例をもとにわかりやすく解説しています。
◎健康セミナー案内
約2ヶ月に1回実施している健康セミナーの案内。告知と申し込みを随時行っています。
◎お奨め本
神経症に悩む初心者の方にぜひとも一読してほしい本の一覧です。インターネットによる購入注文もできます。
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