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症状別アドバイス集

不安神経症の部屋

「構えすぎず無理ない範囲でやっていく」 '20.1 

Mさんは、昨年の8月に倒れてから休職し、一度復職されましたが、めまい、ほてり、首肩の痛みから、また休職され、現在は再復職への不安で悩まれているとのことです。

急に度重なる症状に襲われて大変でしたね。10月に復職して以降は、身体の症状に加えて、不安・緊張の強まりから、仕事がさらに手に着かなくなった様子もあるようです。

体験フォーラムでのやり取りで更年期についての理解が進み、そしてAさんの「症状は出ます」という言葉で少し覚悟が決まったとのお話もありました。

Mさん自身が入眠障害について書かれていたコメントで「眠れなくても次の日眠ればいいじゃない」の一言で踏み出せたというエピソードを書かれていました。すばらしい!体調不良も復職もこれと同じです。自然に起こる体調の悪化(人間の生理、一次的現象)は仕方ないことなのでこれについてはあきらめ、必要な治療は行い、それぞれの症状が和らぐように過ごしましょう。こうすることで、「本来具合が悪くなるべきではないのに」という心理的葛藤からより症状が悪くなる悪循環(二次的現象)を防ぐことができます。

Jさんのアドバイスにあったように、自分のキャパシティを理解しながら進むというのもとても大事な観点ですね。更年期ならなおさら大事です。若い頃や病気をする前とは違う新しい自分の状態に慣れていくということを英語では自分のnew normal(ニューノーマル)に慣れていくという言い方をするそうです。それが無理な目標に向かって自分を追い込まず、今頑張っている自分を温かく見つめられる秘訣かと思います。

そして、戻った時に再び体調不全になると何が困るのか具体的に考えてみましょう。困るのは実際の仕事の内容についてですか?それとも職場の周りの人の目や反応でしょうか?そしてそれぞれのことについて具体的に対策を考えていくとともに、更年期や不慮の病は自分ではどうしようもないことなので、落ち着くまでは引け目を感じすぎることなく、会社にもやって頂けるサポートをしてもらうのも一案です。
(矢野勝治)

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