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症状別アドバイス集

普通神経症の部屋

「頑張りすぎぬように」 '20.1 

Mさんは病気、体調不良を恐れ、そのことを考えない日はないとのことです。小さいころから病弱で入院もたびたびされていたのですね。すると自分の体調に過敏になるのも無理はないかもしれません。身体の病気を心配する人はこんな悩みを持っているのは自分だけだと思いがちなところもありますので、ここで話して少しずつ不安のある自分もOKだと思ってもらえるようになればと思います。

Sさんや経験者のKさんがアドバイスしてくださったように、検索の時間制限やサイトの制限のアイデアはとてもいいですし、外の情報によってとても揺り動かされやすい状態にあるので、病気のニュースなどはあまり見ないというのもいいと思います。

診察については、毎回同じ先生にかかられていますか?それとも違う科にかかられるのでしょうか。先生の反応や、診察の後の状態や気分はいかがですか?楽になりますか? 様子を見て、診てもらうかどうかを徐々に決めていけるようになれるといいですね。大事なのは行くか行かないかで綱引きをすることではなく、行ってみてどうだったかを感じて、自分と家族にとってより良い選択肢を選べるようになること、そして診察に行った方がいい病状とそうでない病状を分けていけるようになることです。それが不安を抱える心の器を大きくすることになります。通院を制限して何とかなった体験を積み重ねていくことでも抱える力はつきますし、通院する経験の中で少しずつわかっていくという道でもいいのです。

出産を機に病気が前よりもひどくなったとのことですが、その理由として思いつくことはありますか?病気になったら何が困るのか、自分が大切にしたいものは何かをよく考えて、見つめてみてください。

そして完璧にいい一日が過ごせなくてもいいのです。少しでもやりたいと思っていたことができたり、家族が笑って過ごせたとしたらそれで(はなまる)ですね。神経質性格を持つ人はみんな自分を責めるのがとても得意なので、今日の反省は明日に生かせばいいというスタンスで少し気楽にやっていきましょう。
(矢野勝治)

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