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神経症を治す〜神経症(不安障害)の治療方法

薬物療法への接し方(症例と解説)

Aさんのパニック障害の発症

その後何度か心臓がぴくっとする感じに襲われたAさんは、不安がつのり会社の診療所で心電図—ホルター心電図をとるが、特に問題ないといわれます。

しかし不安を感じたAさんは、ある大学の循環器内科を受診、軽度の狭心症といわれ、血管拡張剤、安定剤が処方されました。

最初の心臓のぴくっとした感じから4ヵ月後、満員電車に乗っていたときに、心臓のぴくっとした感じをいつもよりも強く感じました。それと共に激しい不安に襲われました。そして心悸亢進発作、呼吸困難、手足の震え、腹部の痛み、冷汗などの身体症状を体験すると共に死の恐怖に襲われたのです。救急車で大学病院に入院するが、特に問題がないといわれます。

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