参考図書

自分に克つ生き方/岡本常男著/ごま書房/¥924+送料
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  • まえがき/3
  • 第一章・仕事一筋の私を襲った心の危機/17
    • 仕事と胃へのこだわりから、食事が喉を通らなくなった苦悩の日々/18
    • 毎日百グラムずつ体重が減り、ついに三十六キロに/20
    • 結婚して三十年、妻が初めて仕事に口出しした一言/25
    • 四軒の病院で精密検査を受けたものの、どこも「異常なし」の診断/29
    • 森田療法と出会わなければ、私は自滅していた/31
  • 第二章・私はこうして心の危機から脱出した/35
    • ビクビクしながらも、スープとパンを胃に流し込んだ/36
    • 不安は人間が安全に生きるための安全弁だと思えばいい/39
    • 不安や怖れはそのままにして、思いきって行動せよ!/41
    • 本を読みながら、自分でハッとしたところを手帳に書きなぐっていった/44
    • 本を読んで感動したことは感動にとどめず、すぐ実行に移す/46
    • 苦悩をなめつくした人ほど、心の危機からの立ち直りは早くなる/47
    • 心の危機からの脱出には、人それぞれに“機の熟しどき”がある/49
    • 「かならず治る」「きっと立ち直れる」と自分に言いきかせた/52
    • 私を救ってくれた大西氏の“森田体験”/54
    • 仕事を休んでも心の悩みは治らない/56
    • 森田療法のすばらしさ/58
    • “森田”の入院療法とは/60
    • 森田療法の別名は“体験療法”だ/62
  • 第三章・どんな人にも心の危機に陥る素地がある/65
    • 小学生のころから、劣等感のかたまりだった私/66
    • 物事をいいかげんにできない私の性格/70
    • 自分を守ることしか考えない人は、かえって危機に弱い/73
    • 自分のことしか考えられず、心がいつも内にばかり向いてしまうのは?/75
    • 「燃えつき症候群」「カラッポ症候群」も心の問題/78
    • ルーズな人間を見ただけで、腹が立って許せなかった/80
    • 内心、腹を立てながら、部下には言うべきことも言えなかった/81
    • ゴルフをするときも「売り上げはどう?」と、仕事が頭から離れなかった/84
    • 家に帰っても心の“仮面”をはずせなかった/86
  • 第四章・こんなきっかけで人は心の危機に陥る/89
    • 初めての“挫折”がのちの“異常な張り切り”を招いた/90
    • 学卒の部下に劣等感を持つようになった/91
    • つねに「人からよく思われたい」とばかり思っていた営業本部長時代/94
    • 「こんなに頑張っているのに、なぜみんなわかってくれないのか」という苛立ちの日々/96
    • いつも「自分はかならず正しい」と思い込んでいた/98
    • とりこし苦労、執着心、反省心の強い人は、神経症に陥りやすい
    • 恐れや不安のほとんどは、じつは自分がつくり上げた虚構の“思い込み”にすぎない/105
    • 事実をたしかめてから心配せよ/107
    • 自分勝手な思いこみが、しだいに心を傷つけていく/108
    • つねに自分を他人と比べてばかりいては、神経が休まらないのは当たり前/110
    • 真面目で努力家の人ほど、心を痛めやすい/112
  • 第五章・私が初めて知った“自分に克つ生き方”/115
    1. “あるがまま”の事実を認めよ/116
      自然の流れに心と体を任せてしまえ/116
      自分の小心さをありのままに受けとめる/120
      失敗や挫折をどう生かすかが、人生の勝負の分かれ目/124
    2. 理屈より行動を優先せよ/128
      迷い続けて時間を費やすより、とにかく行動を優先せよ/128
      過去や未来のことより、とにかく現在のことに全力をつくせ/132
      どんな大きな不安があっても、酒などに頼らず最前の準備をつくせ/135
    3. 失敗も仕事のゆきづまりも、すべて自分のせいと思え/137
      自分の劣等感をふみ台として活かすには/137
      失敗は言い訳にせずに、すべて自分のせいと考えよ/139
      知らないことは、どんな人にも「教えてください」という謙虚さが心を守る/143
    4. ものの見方を変えてみよ/145
      必要に応じたコミュニケーションをはかれ/145
      ものの見方を変えれば、いくらでも幸福感や充実感は味わえるもの/147
      思いどおりにいかないときこそ、自分のやり方が間違っていたことを 発見できるチャンス/149
      自分に足らないものばかり考えていると、一生涯幸福感は得られない/152
      つねに目標を定め、心の準備をしておけば、チャンスは誰にでも訪れる/154
    5. 人の見方を変えてみよ/157
      自分が執着心の強い性格だと思ったら、その性格を逆境のときに生かせ/157
      自分に十の短所があるなら、十の長所があると思え/158
      相手の立場次第で短所も長所になる/161
      もう一度、自分の“持ち味”を考えてみれば、仕事への張りが湧いてくる/163
    6. 長期目標を持て/165
      「十億円貯めるぞ」など、とてつもない目標を持つと、それが苦しいときの励みになる/165
      十年先の目標をつくれば、どんな仕事にもバイタリティが湧いてくる/166
      先の目標を立てたうえで、今日なすべきことを考えてみよ/169
    7. 成功をイメージせよ/173
      どんな逆境のときでも、必ず出口はあると信じることで道は開ける/173
      「もし立ち直れたらあれをしよう」など将来をイメージするだけで絶望感は和らげられる/178
      時流の先取りをすることこそ成功のチャンス/179
    8. 一度は開き直ってみよ/180
      先の見通しが立たないときは「そのうち何とかなる」と希望をもったほうが心が楽になる/180
      人間は追いつめられない限り、誤りには気づかない/183
      「人生は運だ」と思えば、多少うまくいかないことがあっても気楽でいられる/187
      いいことも悪いことも、すべて自分のまいた種と自覚すれば、明日へのバネになる/190
    9. 人生に意味のないことはない/192
      つねに人の話を真剣に聞いていれば、自分の仕事に誇りをもつきっかけがつかめる/192
      先輩、同僚、後輩の三タイプの友人をもて/194
      逆境のとき「あと一つ」の努力を惜しまねば解決のいとぐちはかならずみつかる/197
      失敗でも不幸でも、人生において意味のないことはない/199
  • 付・心の健康を保つために/203

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