Pさんは対人関係に悩みながら3ヶ月アルバイトを続け、受験勉強にも励んでおられるとのこと。「周りに馴染めず、仕事をするときも他人の思惑が気になってしまい、嫌われないように行動し、結局やるべきことをやらずじまい、焦ってしまうわでいつもミスをして怒られています。」と書き込んでおられます。
Kさんもまた、人に苦手意識を持っていて、仕事が続かなくて困っている、と書き込まれています。
対人関係は、人間が社会で生きる存在である以上必ず必要な、けれども難しいものですね。
人との関係を大切に思えばこそ、「よく思われたい」「認められたい」ということが切なる願いとなって、うまくいかないとKさんのように「人の中にいるとすごく疲れてしまいます。怒られるとかなりショックで、緊張して、辞めたくなります」とさえ感じてしまうもの。
そんなとき、Pさんが書いているように「人間関係をよくするのは諦めて、その代わりいまやるべきことに集中する」、そんな「いい意味での開き直り」も必要なときがあるでしょう。でも、「人間関係を良くすることをあきらめる」のは、果たしてできるものでしょうか。その答えはpxoさん自身が一番知っているはずです。
人との関わりを諦めることはできないけれど、イメージとしては、「対人関係を直接よくすることは一旦棚に上げておく」という感じでしょうか。人間関係を直接いじることはちょっとおいておいて、そのときに必要なことに向かうわけです。そして必要なことを通して人と関わるうち、自然と本当の意味で相手に必要なことも見えてくるはず。「どう思われているか気にしすぎて自分の仕事さえ満足にできなかったり・・」では、もったいないですものね。
「ひとりぼっちでもやれることがある」というPさんの言葉は「悩みを持った今の自分でもやれることがある」とちょっと修正しておきたいと思います。
さてPさんが書いているように神経質の人は生真面目なのに、焦ったり浮き足立ってしまってミスをしてしまうことが結構あるようです。「人にどう思われているか」に意識が行ってしまい、仕事の手元から注意が離れてしまうのですね。せっかく持っているきめ細かな力、「神経質の生かしどころ」をしっかり押さえて、生活をどんどん充実させていってくださいね。
森田先生も、燃えるような煩悶の中にこそ、生きる力、生の欲望を見出しています。
大いに悩み、迷いながらアルバイトに、受験勉強に向かってください。
(塩路理恵子)